4.解体工事後の処理
建物の解体が終わった後は廃材の分別
整地、引き渡し、滅失登記申請を行います。
まず解体工事で出た木材やコンクリート
などは、建設リサイクル法に基づいて
分別を行い、処分場へ運搬します。
地中に廃材が残っていないことが
確認されたのち、土地を平らにし
解体工事会社と依頼者立ち合いのもと
引き渡しが行われます。
最後に登記簿に、登録している建物が
無くなったことを登記する申請を行います。
取り壊し証明書とマニュフェストを
解体工事会社に発行してもらい
1ヵ月以内に法務局へ申請します。
まとめ
今回は解体工事の流れについて
解説させて頂きました。
解体工事は建物を解体する工事なので
簡単に捉えがちですが
産業廃棄物の分別、アスベスト問題等
様々な諸問題があります。
建設リサイクルの申請や近隣挨拶まで
やることは沢山あります。
これから益々規制で
厳しくなってくると思います。
各業者が協力し合い、解体業界の推進を
図らなければならない時代です。
コメント