【解体工事】着工までの準備や流れを分かりやすく解説します!【その2】

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3.ライフラインの撤去

解体工事を行う際に欠かせないのが、施工を行う

建物の電気、ガス、水道等の撤去が必要です。

撤去せずに解体工事を行うと感電やガス漏れ

更には水道管の破裂等、地域住民、近隣の皆様へ

多大なご迷惑をお掛けすることになります。

解体工事を行う際は

必ずライフラインの撤去を行いましょう。

電気の撤去

電気の撤去としまして、電気メータ

引き込み線の撤去を行います。

放置して解体を行いますと、感電や電柱

電線の破損に繋がり、停電などの重大な事故に

発展する恐れがあります。

そうなれば、所有者や近隣の皆様へ

大なる迷惑を被る危険があります。

各地区の東京電力又は、パワーグリッドまで

撤去の依頼をしましょう。

ガスの撤去

ガスの撤去としまして、まずは、各地区の適切な

ガス会社へ連絡をしガスの供給を止める

連絡をしなければなりません。

5.0

都市ガスの場合

都市ガスの場合は、ガスメーターの撤去に加えて

宅内のガス管に対し道路境界でガス管を切断する

【地境撤去】を依頼しないといけません。

プロパンガスの場合

プロパンガスの場合は都市ガスと異なり

道路までのガス管がありませんので

プロパンボンベの撤去並びに、メーター撤去が

主な作業になります。

水道の場合

水道の場合は、解体の際に粉塵が発生するため

必ず水を撒いて粉塵を抑制する作業が

解体工事には不可欠であります。

解体工事が終わるまでは

いつでも散水できるようにしましょう。

擁壁の撤去など、水道管に影響がでる工事では

必ず、各地区の水道業者へ連絡をして

水道管の迂回処置を行わなければなりません。

この処置を怠ると、重機のアタッチメント

接触によって水道管破裂などの

重大な災害へ繋がる恐れがあります。

必ず、適切な処置を行い、有効活用しましょう。

まとめ

解体業界は近年目覚ましい発展を遂げています。

高度成長期に建てられた建物が取壊しの

時期を迎え、更にその勢いは加速する一方

産業廃棄物の処理や地域住民、近隣住民への配慮

アスベストの届出など

諸問題は山積みになるでしょう。

今後の解体業界発展のためには適切な処分や申請

近隣住民へ配慮した解体工事の

取組みを余儀なくされています。

解体前の準備はしっかりと処置をして

解体工事を行いましょう。

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