【解体工事】解体工事の種類や工法を分かりやすく解説します!【その6】

未分類

ウォールソーイング工法とは

ウォールソーイング工法は、建物の壁や床などの

コンクリート構造物を

切断するための解体工法です。

ウォールソーは特殊な電動工具であり

回転するダイヤモンド製の刃を使用します。

施工面に対しレールを設置し

その上にモーター式のダイヤモンドブレードを

走らせコンクリートを切削することができます。

隣地の壁の隙間が300mm以下などの場所や

駅周辺、特に都内などの密集地などにおいては

この工法が用いられています。


5.0


ウォールソーイング工法の特徴

1.プレシジョンカット

ウォールソーは回転する刃を使用するため

高い精度でコンクリートを

切削することができます。

この工法により、正確な形状や

サイズの開口部や切断面を

作成することができます。

2.非破壊解体

ウォールソーは切断のみを行うため

周囲の構造物へのダメージや振動を最小限に

抑えることができます。

このため、建物の一部を解体したり

新たな開口部を作る際に

非破壊解体として適しています。

3.柔軟性とアクセス性

ウォールソーは刃の径や深さを調整する事ができ

様々な厚さのコンクリート構造物に

対応することができます。

また、手動や自動のウォールソーを使用する

ことで、狭いスペースや制限された

アクセス箇所でも作業が可能です。

4.作業効率

ウォールソーは切削作業を

素早く行うことができます。

高出力の電動モーターと効率的な切削能力により

効率的な解体作業が可能です。

5.安全性

ウォールソーには安全対策が組み込まれており

刃の保護カバーや防護装置が装備されています。

また、専門のオペレーターが操作することで

安全かつ効果的な作業を行うことができます。

ウォールソーイング工法は、コンクリートの

切断や開口部の作成において

効果的な解体工法です。

建物改修やパイプ・ダクトの設置、窓やドアの

追加など特定の箇所の解体や改造が

必要な場合に利用されます。

この工法は専門の技術と適切な

安全対策が必要です。

コメント