ルールや義務
どちらのマニフェストも運用の流れは基本的に
同じですが、発行や報告のタイミング
義務に違いが見られます。
紙マニフェストの場合、排出事業者が
収集運搬業者へ産業廃棄物を引き渡すと同時に
発行しなければなりませんが
電子マニフェストを使用する場合
収集運搬業者や処理業者は業務が終了した日から
3日以内にJWNETへ登録すれば問題ありません。
また、収集運搬業者や処理業者は紙マニフェストの
場合、それぞれ処理が終わってから10日以内に
必要事項を記入して適切な帳票を排出事業者に
返送しなければならない一方、電子マニフェストでは
収集運搬業者や処理業者は、業務が終了した日から
3日間以内にJWNETで報告する必要があります。
発行や報告タイミングだけではなく
紙マニフェストの場合は各帳票に保存義務が
あるほか、都道府県知事等への報告義務も
マニフェストの種類によって異なります。
紙マニフェストと電子マニフェストの規則を混同して
しまい果たすべき義務を果たさなかった場合
処罰が適用される可能性があるので
それぞれの違いをしっかり把握しておきましょう。
紙マニフェストのメリットとデメリットとは
環境問題や業務効率化の観点より、昨今では様々な
局面でペーパーレス化が進んでいるものの
紙マニフェストにもメリットはあります。
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